不動産のこと
REAL ESTATE
失敗しない物件選び 中古マンション編
そのマンション大丈夫?
近年は、管理が行き届いた程度の良い中古マンションを購入し、自分たちの価値観に合わせてリノベーションする人が増えています。物件資料を見て確認できること、実際に現地に行って確認しないと分からないことがあります。中古マンションの見るべきポイントを一つひとつご紹介していきます。
①物件資料で確認
まずは、物件資料で確認すべきポイントから。自主管理のマンションは、管理費用が抑えられたり住民の管理に対する意識が高いなどメリットのある一方、住民の高齢化による継続管理の難しさやマンション知識を得にくいなどのデメリットも。
✓建築年月日「いつ建てられたか?」
地震で倒壊のおそれ
✓管理形態「自主管理」のマンション
継続、安定した管理ができているか?
✓総戸数の少ないマンション
管理費・修繕費の負担が高くなる
✓周辺環境や交通の便が悪いマンション
マンションは立地が重要!
✓1階に飲食店があるマンション
害虫発生のリスクあり
②現地で確認(外回り)
続いて、実際に現地で確認すべきポイント(外回り)です。マナーに関する掲示物は住民に見てほしいものなので、エレベーターのドア横やかご内に掲示されていることが多いです。あまりに多いとマナーの悪い住民が多いのかと心配になる上に、美観的にも良くないですよね。
✓外壁・廊下の壁や天井にひび割れはないか?
✓ポスト・ごみ置き場などが汚い
管理に問題がある可能性
✓住民のマナー違反に関する掲示物
近隣トラブルの可能性も
✓駐車場台数・停めやすさなど
敷地内で駐車場を確保できない場合も
✓店舗・事務所が入っている
害虫発生のリスクあり
③現地で確認(室内)
最後に、実際に現地で確認すべきポイント(室内)です。エアコンの設置スペースは意外に盲点かもしれません。マンションは、リビング横の和室など外壁に面していない部屋があることも多いので、忘れずチェックしたいですね。
✓騒音がないか?窓を開けて確認
マンションのトラブルNo.1は騒音トラブル!
✓エアコンの設置スペースはあるか?
室内配管は意外に大変!
✓窓からの景色は悪くないか?
資産価値に直結!
✓給湯器のスペースや交換条件の自由度は?
ガスの供給や配管工事など管理組合に要確認!自由に変えられないケースも!
✓床に傾きがないか?
1mの間で6mm以上の傾きはダメ!
さいごに
どれも中古マンションを購入する前に確認してほしいポイントです。その他にも気になる点はまとめておいて、内覧のときに質問できるようにしておくことも忘れずに。
中古マンションを検討する際の参考にしてみてください!