まずは、物件購入までの全体の流れを見てみましょう。一つひとつ内容をご紹介します。

step①　ローン事前審査　物件契約日の2～3週間前

購入したい物件が見つかったら、まず行うのがローンの事前審査です。希望条件での借り入れの可否を審査します。申込者がローンを組むための基準を満たしている簡易的に確認するためのプロセスです。これは返済能力や健康状態をより厳密に審査する本審査とは異なります。事前審査が通って初めて本審査に進むことができます。２回の審査が必要な理由は、住宅ローンの契約が物件を購入した後になるためです。金融機関にもよりますが１週間ほどで結果が出ます。

step②　物件の仮押さえ　物件契約日の1～2週間前

続いて、物件の仮押さえをしましょう。仮押さえとは、「買いたい」という意思表示をすることです。その意思表示は書面をもって行います。購入希望者が多い物件では、申込書の提出順によって優先順位が決まります。

step③　重要事項説明・契約　物件契約　当日

さて、いよいよ契約です。ハンコを押す前に購入する物件について詳細な説明を受けます。物件概要、法規的事項、周辺環境など物件に関する重要な情報など。これを重要事項説明といいます。少し難しい内容も多く長い説明になるかもしれませんが、思っていたのと違った！ということがないようにしっかりと聞いてください。不安要素が残らないように疑問があればどんどん質問してください。そして、価格や支払い条件、引き渡し日などについて売主さんと合意に至れば契約書にサインをします。

step④　ローン契約　物件契約日の2週間後

物件の契約が終われば、今度は住宅ローンの契約です。借入金額・金利・返済方法などを決定します。住民票・印鑑証明書・実印・登記事項証明書などの必要書類も多くなります。

step⑤　物件取引　物件契約から1～1.5ヵ月後

ようやくここまできました。物件取引、つまり引き渡しです。だいたい、物件を契約してから１ヵ月から1.5ヵ月くらいで引き渡しとなります。金融機関にて代金の支払い、名義変更書類に記名・押印します。司法書士に依頼し、名義変更手続きを行います。

まとめ

やっと出会えた理想のマイホーム。購入を決めた後にも実はやること沢山。取引までのスケジュールを踏まえて必要書類の準備など事前準備も重要になります！

いかがでしたか？　購入するぞと決めてからのおおよその手順と時間の感覚はつかめたでしょうか。ツバメ不動産では、今回の５ステップのお手伝いはもちろん、住まい選びのすべてをトータルでサポートしています。そろそろマイホームをと考え始めたら、ツバメ不動産を思い出してください。