まずは、住宅ローンを組む前の借入れについて。教育ローンやカーローンなど何かしらの借入れは無理に返す必要はありませんが、残高が多いと住宅ローンが希望の額では通らない可能性もあります。その場合、申し込みより先に返済をする方法の他に、頭金を増やしたり、借入期間を延ばしたりする方法もあります。あまりに額が多い場合には、思い切ってマイホームの購入自体を延期することも考えましょう。

提携ローンは、住宅ローンのことを調べて比較検討することが苦手な方や不動産会社に全幅の信頼を寄せている方には決して悪いものではありません。しかし、何十年と支払っていくものですから、後悔のないよう住宅ローンの知識を身につけ、ベストな選択をしたいものですね。

続いて、おすすめの銀行について。給与の振込口座があるから住宅ローンもその銀行でいいか、もちろんそういう選び方もあるかもしれませんが、調べてみると自分に合ったもっといい銀行が見つかるかもしれませんよ。

金融機関のチラシやサイトに必ず書いてある店頭表示金利。金融機関も少しでもお得に見せたいんですかね。店頭って何なのよって感じです。広告表示に惑わされることなく、総返済額がいくらになるのかを確認してください。また、引き下げ率が大きいほど何かしらの条件が付いていることも多いので注意が必要です。

最後に、キャンペーン金利について。これはあくまできっかけ。住宅ローンを借りるからといって、言われるがまま金融機関に付き合う必要はありません。自分にプラスになる銀行を探しましょう。

今回ご紹介した内容について、より具体的に検討したい方、ツバメ不動産がご相談を承ります。「住まい選び相談会」よりご予約をお待ちしております。