'tsubame hudousan'

建築のこと

ARCHITECTURE

金額だけで住宅会社を選ぶとはまる落とし穴

Posted 2025年06月26日20:00

一番気になるのは安いところ? でも、その見積り本当に同じ条件ですか?

額面だけでは分からないことが、実はたくさんあります。契約する前に確認しておきたい5つの視点をまとめました。

全部同じ条件か

間取りが同じでも、すべて同じ条件でしょうか? 仕様に差があるかもしれません。設備や窓、外壁のグレードは同じですか? 見積もりに地盤調査費が入っていない会社もあります。

とはいえ、正直なところ、「明細書をもらっても分かりにくい」というのがやっかいですよね。

担当者との相性

結局のところ、「この人たちと家づくりしたいかどうか」が大切です。目の前の担当者は、これから大事な家づくりを安心して任せられる相手ですか? 話しやすいですか? 話を聞いてくれますか? 信頼できそうですか? レスポンスの早さや知識量もポイントです。

そして、営業担当者だけでなく、工事担当者との相性もとても大事!

提案してくれるか

希望を聞いて、ただ間取りを変えるだけ…そんな受け身の担当者ではありませんか? 私たちの暮らしや想いをきちんと見て、聞いて、提案してくれているかを見極めましょう。

逆に、提案を押し付けてくるタイプにも要注意。その人の作品ではなく、「あなたの家」です。

後からの追加

いくら安くても、やりたいことが全部オプションでは意味がありません。図面と見積書を並べて、含まれている内容、含まれていない内容をきちんと確認しましょう。「言ったから入っている”はず”」で進めてしまうと、あとで大変なことになるかもしれません。

もちろん、見積書が出た後で増えた内容なら、費用が増えるのは仕方ないこともあります。

安心感はある?

金額では見えない部分ですが、「信頼できる安心感」は言葉よりも行動に出ます。小さな約束を守る、ミスを隠さない、丁寧に説明してくれる、根拠をもって答えてくれる、対応に一貫性がある…など。

あなたが「ん?」と感じたその直感、ぜひ大切にしてください。