建築のこと
ARCHITECTURE
GX志向型住宅 準備ガイド 基本とポイント

脱炭素化へ向けた国の意気込みは変わりません。その取り組みをさらに進化させた新たな基準がGX志向型住宅です。GX志向型住宅は脱炭素志向型住宅ともいいます。
1.GX志向型住宅の3条件
GX志向型住宅は、ZEH水準を大きく上回る省エネ性能と再生可能エネルギーの利用を重視した住宅です。
・断熱等性能等級6以上
・一次エネルギー消費量(再エネ除く)35%以上削減
・再生可能エネルギーを含む削減率100%以上
GX志向型住宅はこの3つがカギです。
2.ZEH水準との違い
ZEH水準住宅と比較すると、GX志向型住宅の省エネ性能がより高いと分かります。
・断熱等性能等級5以上
・一次エネルギー消費量(再エネ除く)20%以上削減
GX志向型住宅の普及に伴って、脱炭素化が加速しそうですね。
3.重要なポイント①
GX志向型住宅の対象とならない構造や立地でないかを確認することが大切です。土砂災害特別警戒区域や災害危険区域などに立地する住宅は対象外なので注意してください。住戸面積は、50㎡以上240㎡以下が対象です。
3.重要なポイント②
GX志向型住宅に必要な費用を予算計画にしっかりと組み込んで進めることが大切です。高性能な設備や仕様の導入には初期費用が高額になりやすいため、しっかりと資金計画を立てることが大切です。また、補助金は後になって支給されることが多いため、注意が
3.重要なポイント③
設計段階からGX志向型住宅の要件を満たす設備や仕様になっているかを確認してください。適切な断熱材や窓の設計、高効率な冷暖房、照明、給湯設備、太陽光発電システムなどの導入が不可欠なためです。最初から住宅会社の人にGX志向型住宅の認定を取りたいと伝えておくと安心ですね。
3.重要なポイント④
GX志向型住宅の要件を満たす設計と施工を任せられる会社選びが最も大切です。認定には細かい要件を満たす適切な施工と設計が求められ、補助金の申請や手続きのミスを防げるためです。ZEH住宅の施工経験や補助金申請の実績を聞いてみるといいでしょう。
次回は、GX志向型住宅のメリットデメリットについてです。補助金のことにも触れています。