まずは、借入額の目安です。一般的に無理のない借入額の目安は年収の５～６倍と言われています。そして、総支給額ではなく手取り年収で考えてください。

次に、毎月の返済額から見る借入可能額の目安です。住宅金融支援機構の【フラット35】などでは、返済負担比率は年収によって30～35％を基準にしていますが、住宅取得後の生活を考えて20～25％にとどめておくことがおすすめです。

最後に、総予算額の目安です。下記の表で、無理なく支払っていける返済額と住宅購入に充てられる自己資金のぶつかるところが総予算額の目安となります。

住宅ローンは長い年月にわたって返済が続くものです。その間に物価や金利の上昇、生活スタイルの変化、場合によっては定年後も支払いが続くことも考えて無理なく払っていける返済額に抑えておきたいですね。