'tsubame hudousan'

建築のこと

ARCHITECTURE

ZEH住宅ってどんなおうち?

Posted 2023年07月04日20:00

2030年にはZEH水準が新築の標準に。これから新築住宅を検討している方は、耐震だけでなく省エネのことも考えて。

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、エネルギー基本計画において、「2030年度以降に新築される住宅について、ZEH水準の省エネ性能確保を目指す」とともに、「2030年において新築住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」とする政策目標が設定されています。今の省エネ基準も2025年には最低ライン。2023年も半分ほど過ぎ、今一度ZEH住宅についておさらいしましょう。

ZEH住宅とは、家全体の断熱性や使う設備(家電や照明など)の効率化を高め、太陽光発電などでエネルギーを創り、1年間で消費するエネルギー量を実質的にゼロ以下にする住宅のことです。

ZEH住宅と認定されるには、「省エネ」「断熱」「創エネ」の3つの基準を満たす必要があります。省エネ・断熱・創エネ、省エネ・断熱・創エネ…繰り返し唱えて、ぜひ覚えてください。

それでは、ZEH住宅にするメリットを見ていきましょう。

じゃあ、デメリットはないの? いえいえ、ZEH住宅はいいことばかりではありません。デメリットもきちんと把握しておきましょう。

ZEH住宅はお金がかかる? 今なら補助金があります! 省エネ性能の高さによって補助金の区分もさまざま。

国土交通省で配布されている広報漫画に登場するゼッチさんも、2025年の最低ラインをクリアする省エネ住宅は、2030年には「時代遅れの家」になると言っています。建ててから後悔のないようにしっかりと考えたいですね。

ゼッチさんはこの方です。

出典:国土交通省報道発表資料『待って!家選びの基準変わります』漫画https://www.mlit.go.jp/common/001582580.pdf