不動産のこと
REAL ESTATE
家が変わる 土地形状が住み心地に与える影響
土地の形状は住み心地やデザインに大きくかかわる重要なポイントです。土地の特性を見ていきましょう!特性を設計や配置に活かすと快適な住まいになります。
1.整形地
正方形や長方形など規則的で平坦な土地のことです。一般的な住宅地でよく見られます。
メリットは建物を計画しやすいこと、敷地利用が効率的なこと、一般的に利用価値が高いことです。デメリットは特別な個性は出しにくいことです。
2.旗竿地
道路から細い部分でアクセスする土地のことです。一部の住宅地や農地で見られます。
メリットはプライバシーが保たれること、通りからの騒音が少ないことです。デメリットは旗竿部分の活用が難しいこと、アクセスに工夫が必要です。
3.三角形地
三角形の土地で角が鋭いことが多い土地のことです。街角や交差点付近に見られます。
メリットは独特なレイアウトが可能なこと、角地に位置することが多いことです。デメリットは有効面積が少なくなること、建物の配置に制約が多いことです。
4.L字型地
L字型で二つの直角部分がある形状の土地のことです。道路や隣接地の形状により形成されます。
メリットはプライバシーが保たれること、形を活かして庭や建物を配置できることです。デメリットはL字部分を活用しにくいこと、建物配置や設計に工夫が必要なことです。
5.不整形地
三角やL字など不規則な形状の土地のことです。不規則な地形や土地の残地などに見られます。
メリットは独自のデザインで個性が出せること、特定条件のある家を建てやすいことです。デメリットは土地全体を有効に使いにくいこと、最適な配置を見つけるのが難しいことです。
まとめ
土地と建物を一緒に考えた計画が、あなたの住まいをさらに素敵なものにします。
さいごに
整形地はこれらの理由から好まれる傾向があります。
・敷地を効率的に活用できる
・複雑な形状に比べて施工しやすい(コスパがいい)
・日照条件や風通しを考慮しやすい
・隣家の視線が配慮しやすい
・庭、外構のデザインがしやすい
・人気があるため資産価値が安定