建築のこと
ARCHITECTURE
省令準耐火構造のメリット
残念なことに、令和になった今の時代でも火事はなくならないですね。 火事が拡がる要因は様々あると思いますが、建築としても防火のためにできることがあります。
建物を「省令準耐火構造」で建てることもその一つです。
省令準耐火構造のメリット
省令準耐火構造とは
建メリットを見ていく前に、まずは「省令準耐火構造」についてです。これら以外にも、室内に面する天井や壁は通常の火災の加熱に15分以上耐える性能を有するものにすることなどがあります。
建築基準法で定められた準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造のことです。屋根・軒下・外壁などに防火認定材(不燃材)を使用し内部構造はファイヤーストップ工事を施すことで燃え広がりを防止になる等、火災に強い建物になります。
①火災に強い建物
火災が拡がるのを遅らせることができれば、その間に消防車が到着して消火できる可能性が増えます。
省令準耐火の特徴
火災発生時の避難時間確保や火災による被害を最小限に食い止められることが省令準耐火構造の最大のメリットです。
②火災保険料が安くなる
火災保険は、建物の構造区分によって保険料が変動します。建物の火災リスクが低いほど保険料は安くなります。一般の木造住宅に比べ、省令準耐火構造住宅の火災保険や約半額以下になることも!
保険は、地域及び保険会社によって異なります。詳しくは火災保険会社にお問い合わせください。
さいごに
省令準耐火構造は、火災に強く万が一のときの逃げ遅れるリスクを軽減できる安心・安全の構造です。火災保険料も割安になるので新築の際は省令準耐火構造をおすすめします!